爬虫類と暮らす家づくりを考える人向けブログ

爬虫類と暮らすための、ひとつの理想の空間

近年、爬虫類はちょっとしたブームになっています。
イベントやSNSでも目にする機会が増え、「これから飼ってみたい」という声もよく聞きます 。

一方で、
ブームになる前から何年も飼育している人にとっては、
「今さら?」と感じる部分も正直あるのではないでしょうか。

私自身も、飼育歴は10年ほど。
プロではありませんが、
日々世話をし、失敗し、試行錯誤してきた一人です。

今回はそんな経験から、
現実的ではないかもしれないけれど、できることならこうしたい
という、理想の飼育空間について書いてみようと思います。

空間の前提は「土間+外に開く部屋」

まず思い浮かぶのは、
土間で、外に面して大きな掃き出し窓のある一室です 🙂

外との距離が近く、
光や空気の変化を感じられる場所。

爬虫類にとっても、人にとっても、
閉じすぎない空間は心地よさにつながる気がします。

天井と照明|明るさを使い分ける

天井は、AEP塗装の3分ツヤ仕上げ。
光を反射しすぎず、でも暗くなりすぎない、ちょうどいいバランスです。

照明は配線ダクト+スポット照明。
調色・調光機能があると理想ですが、
調色がない場合でも、電球色や温白色で十分だと思います 🙂

メンテナンスや掃除のときはしっかり明るく。
ゆっくりと爬虫類を眺めたり、触れ合ったりするときは、
照度を少し落として気持ちも落ち着く空間に。

照明ひとつで、
部屋の「用途」と「空気感」は大きく変わります。

壁面|OSB合板という選択

壁は、OSB合板の素地仕上げ。
正直、掃除はしにくいですし、好みも分かれると思います 😉

それでも合板にしたい理由があります。

・汚れたら張り替えられる
・ホームセンターで手に入りやすい
・ビス打ちができ、飼育ボックスを固定できる

壁面にボックスを設置することで、
床を広く使えるようになります。

これにより、
リクガメやイグアナのように爪が伸びる生き物も、
土間を自由に使える飼育環境がつくれます。

床で自然に爪が削れ、
無理な爪切りをしなくていい。
それだけでも、ストレスはかなり減ると感じています。

床|コンクリート土間の安心感

床は、コンクリート土間(金鏝仕上げ)。
理由はとてもシンプルで、掃除のしやすさです 🙂

水、土、フン、餌。
爬虫類飼育では、どうしても汚れます。

さらに、リクガメの場合はホットスポットも重要。
壁際などにヒーターを設け、
コンクリート自体が温まると、
上からも下からも保温できる環境になります。

これは、土間ならではのメリットだと思います。

給排水と作業台|これは必須

最後に、
給排水設備と作業台。

水洗いは必ず発生します。
この2つがあるだけで、
日々の管理の負担は大きく変わります 🙂

理想を並べてみた結果

気づけば、
「欲しいもの」ばかりを書いてきました。

でも、
このくらい整っていれば、
爬虫類にとっても、人にとっても、かなり理想的です。

新築住宅の一角や使わなくなった部屋をリノベーションしてみるのも

心地よく、自然に、長く使い続けられることできる空間の一つかと思います。

広さは、4畳半ほどでも
決して狭い空間ではありません。

それでも、
とても良い飼育環境になると思っています。

人の時間に、寄り添う空間を。

心地よく、自然に、長く使い続けられることを大切に。


SANDは、店舗・住まいの設計と施工を通して、
人の時間に寄り添う空間をかたちにします。


店舗 内外装デザイン/ リノベーション
新築住宅 設計 / リノベーション

2026.01.30

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