コールダックと暮らす家づくり
コールダックとの暮らしは、「かわいい」で終わらせない家づくりが必要です。
鳴き声、羽、水浴び——それらを無理なく受け止められる住まいが、長く心地よく暮らすための鍵になります。
1. 床は“掃除しやすさ”最優先
羽はどうしても抜けます。
だから床材は、掃除機・水拭きがしやすい素材が前提。
塩ビタイル
フロアタイル
水に強い複合フローリング
「傷がつくかどうか」より、「毎日気持ちよく掃除できるか」を基準に。

2. 水浴び動線を家の中に組み込む
理想は、水浴びを“イベント”にしないこと。
勝手口や土間にプラ舟を置ける
外水栓が近い
排水しやすい段差計画
この3点があるだけで、
「今日はやめておこう」がなくなります。
3. リビングは“広さ”より“逃げ場”
広さも大切ですが、それ以上に大事なのは落ち着ける場所。
壁際にBOX型の寝床を置ける余白
人の動線から少し外れたコーナー
視線が抜けすぎない配置
猫用トイレBOXのような囲まれた寝床が、自然にハマる設計が理想です。
4. 飼育ゲージは「仮設」ではなく「家具」
上も下も囲われたゲージは、
隠すものではなく最初から空間に馴染ませる発想で。
木製フレームで囲う
家具と高さ・色味を合わせる
定位置を決めて動かさない
“置いている感”が消えると、暮らしのストレスも減ります。
5. 音・気配に配慮した間取り
コールダックは人を恋しがります。
完全に隔離するより、気配を感じられる距離がちょうどいい。
リビング横の多目的スペース
引き戸で緩やかに仕切れる間取り
夜は静かに、朝は声が届く配置
人もコールダックも、安心できます。
おわりに
コールダックと暮らす家は、
「特別な動物の家」ではありません。
掃除しやすく、続けやすく、
お互いが無理をしないこと。
それだけで、
コールダックはちゃんと“家族の一員”になります。
もし家づくりを考えているなら、
間取りの片隅に、
小さな白い住人の居場所を、そっと用意してみてください。

人の時間に、寄り添う空間を。
心地よく、自然に、長く使い続けられることを大切に。
SANDは、店舗・住まいの設計と施工を通して、
人の時間に寄り添う空間をかたちにします。
2026.02.17