秋田でキッチンカーを始めるという選択。
小さく始めて、ちゃんと続けるための話。
「キッチンカーやってみたいんですよね」
ここ数年、秋田でもこの相談を受けることが増えました。
SNSの影響もあると思います。
自由そう、楽しそう、好きなことを仕事にできそう。
たしかに、間違いではないです。
でも同時に、
思っているより地味で、思っているより体力仕事。
これも現実です。
秋田でやるキッチンカーは、都会とは別物
東京みたいに
「出せば売れる」
そんな甘い環境ではないです。
秋田は人口も少ないし、冬もある。
天気が崩れれば人は来ない。
平日は特に動きが鈍い。
でも逆に言えば、
顔を覚えてもらえれば強い。
「あのドーナツ屋さん」
「あのクレープの人」
みたいに、人で覚えてもらえる。
これは地方ならではの良さだと思います。
妻がキッチンカーを始めたときの話
うちの妻もキッチンカーをやっています。
最初は正直、
「そんな簡単じゃないよ」
と思ってました。
案の定、最初はバタバタです。
イベント一つ出るだけでも、
前日から準備、当日早起き、帰ってから片付け。
見ていると、
営業というより現場作業に近い。
でも続けているうちに変化が出てきます。
売上より先に増えたもの
最初に増えたのは売上じゃなく、
顔見知りでした。
「この前買いました」
「次はいつ来ますか?」
「子供がここのドーナツ好きで」
こういう声が少しずつ増える。
地方はスピードは遅いけど、
積み重なり方が深い。
これがキッチンカーの面白さでもあります。

冬はどうする問題(避けて通れない)
秋田でやるならここは現実。
冬は普通に厳しいです。
出店自体が減るし、
売上も読みにくい。
だから最初から
冬もフル稼働前提で計画しない方がいい。
冬は
この使い方が現実的。
最初から大きくやらない
これ、すごく大事です。
妻も最初は
「これもやりたい、あれもやりたい」
となってましたが、
結局、
売れる主軸は絞られていく。
まずは一番出る商品を育てる。
話はそこから。
キッチンカーは“商売”であり“人づくり”
やっていて感じるのはここ。
キッチンカーは
売上以上に、人とつながる。
その場で会話が生まれる。
店舗だと「目的来店」だけど、
キッチンカーは「偶然の出会い」がある。
この違いは大きいです。
これから秋田で始める人へ
キッチンカーは、
楽ではない。
でも、面白い。
派手ではない。
でも、積み上がる。
秋田でやるなら特に、
ここを外さなければ、
ちゃんと形になっていく商売だと思います。
妻のキッチンカーを見ていて思うのは、
味や接客と同じくらい、
「最初の見え方」が大事だということ。
車両の色、ロゴ、
ショップカードやメニューの雰囲気。
ここで立ち止まってもらえるかが変わる。
SANDでは、
そういったデザイン制作も行っています。
これからキッチンカーを始める方の、
立ち上げの一部分もサポートできたら嬉しいです。
2026.02.04